カテゴリー別アーカイブ: ビジネスアイデア・企画

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こうして日常から新しいビジネスが生まれる

斎藤です。
三軒茶屋のカフェより。

今日、横浜に予定があり、その帰りに電車に乗っていたときのこと。

渋谷と横浜を結ぶ東急東横線。
時刻は昼の2時くらい。
私は横浜駅から渋谷方面に向かう東横線に乗り、座席に座った。

しばらく乗っていると、途中駅の武蔵小杉に電車が止まった。
すると、サラリーマン風の30代前半に見える男性が電車に乗り込んできた。
私の前の席が空いていたため、その男性は私のちょうど正面に座った。

そのときは気づかなかったが、後で「え!?」と思えるようなことが起こった。
 
 
 
あ・・・
 
Photo:Yamanote Line By:dominik2706
Photo:Yamanote Line By dominik2706
 
 
私の正面に座ったサラリーマン風の男性はしばらくすると寝始めた。
「月曜の昼間から疲れてるんだな」
なんて思いながら本でも読もうかと思い、目線を自分の膝上のバッグに向けた。

そのとき、私は何かに気づいた。
その男性の”股”の近くに何か白いものが見えたのである。

何だ?と思ってあまり凝視したくはないが、ちょっと見てみると、何かがはみ出ているように見える。
男のズボンなんて見てもしょうがないのだが、なんだか気になる。
もう少し観察すると、何かが分かった。

スーツの縫い目の部分が破けて穴が開いていることが分かった。
穴というか破れはこんなイメージ。

http://blog-imgs-44-origin.fc2.com/k/e/n/kenzy0630/CIMG5092.jpg

CIMG5092.jpg (768×576) via kwout

その穴(破れ)からパンツかワイシャツのどちらかが、はみ出ているのである。

その男性は、全く気づいていない様子。
余裕で寝ている。
左隣に座っているおじさんに寄りかかるくらいの勢いで頭を傾けて寝ている。

その男性が普段、どんな仕事をしているのか分からないが、ズボンに穴が空いていて嬉しいことはないだろう。
営業職でこの後、お客さんの所に行って気がついたら、と思うと、教えてあげたい・・・。

でも、寝ているところを起こして、他にも多数乗客がいる中、

「あなたのズボン、穴開いてますよ。ほらここ↓」

なんてことはちょっと言えない。

どうしよう・・・と思っていたら、乗り換え予定の駅に着いてしまった。
しょうがないので、私は「後で気づいてくれ!」と心の中で祈りを捧げ、電車から降りてしまった。

あの後、どうなったんだろうか・・・。
気づかないで明日も穴空いてたらどうしよう・・・。

なんて思いながら1つビジネスについて考えが浮かんだ。
 
 
 
穴空きスーツの人から得たビジネスアイデア
 
Photo:Any idea? By:_Max-B
Photo:Any idea? By _Max-B
 
 
スーツに穴が空いたら誰だって困る。
しかも、外出中に気づいたら緊急事態だ。
誰もがすぐにでも直したいと思うだろう。

ということは、ビジネスとして成り立つ可能性がある。

他にも、

・ボタンが取れてしまった、あるいは取れそう
・ファスナーが壊れた
・汚れ、シミができてしまった

などいろいろと、困り事として考えられることが出てくる。

実際、似たような事例として、都内の駅構内では靴の修理をしているところをよく見かける。
「靴 修理」とでも検索するとミスターミニットというところが見つかるはずだ。
靴、バッグの修理、合い鍵も作っている。

じゃあ、服の直しも同じようにあるのでは?
と思って、スマホで検索してみたら、意外とやっているところがない。
もちろん洋服の修理屋はあるので、お店は検索にひっかかる。
でも、靴修理のように駅でパッとやってもらえる、なんてところが見つからないのである。

ということは、試しにやってみたら意外とお客さんが来るかもしれない。
もちろん、本当に儲かるかどうか、現実的かどうかはちゃんと考える必要はあるだろう。
でも、試験的にやってみて需要を知ることはできる。

ビジネスアイデアがない、見つからないという声はよく聞く。
が、こうしたちょっとしたところからでもビジネスの発想は生まれる。

なので、普段から何がビジネスになるだろうか?
と考えておくとちょっとしたときにアイデアが生まれることがあるのでお勧め。

あとはやるかやらないか。
やるならまずは小さく、が鉄則。

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素人がこうしてビジネスを立ち上げた事例

斎藤です。
三軒茶屋のカフェより。

三軒茶屋のあたりは狭い道が多い。
車を運転する人は大変だななんて思って私が道を歩いていると、車が前からやってきた。

私がいる位置から少し先の交差点を左に曲がろうとしているのだが、道が狭くてなかなか曲がれない。
切り返しをしてなんとか曲がっていった。

そのとき、ふと学生時代の頃を思い出した。
免許取り立ての大学生の頃、親の車を借りて運転していたときのことである。
道を間違えてしまい、狭い道をUターンしようとしていた。

ちょうどアパートの駐車場を発見したので、そこに車を一旦待避させようとしたら、

「ガリガリガリ・・・」

というイヤ~な音が車の前からしてきた。

車を降りておそるおそる車の前に来てみると、そこにはけっこう目立つ傷が・・・。

「いけるだろう」

と思った自分が浅はかだった・・・。

その後、車の運転にも慣れてきて、車の車庫入れもなんなくこなせるようになったが、苦い思い出である。
 
 
 
苦い思い出がこうしてビジネスにつながる
 
Photo:down Haji Lane By:{Guerrilla Futures | Jason Tester}
Photo:down Haji Lane By {Guerrilla Futures | Jason Tester}
 
 
さて、ここからはビジネスの話。

なぜ、昔のイヤな思い出をお伝えしたかというと、理由はこうだ。

車の運転で苦い思いをした人や、そもそも運転が下手で困っている。
特に、車庫入れや縦列駐車が苦手、なんて人は少なからずいるということ。

つまり、ニーズがそこにあるということ。
そして、そのニーズに目をつけて、あるビジネスを立ち上げた人がいるためだ。

その人は、BCUの受講生の一人なのだが、車の駐車に悩んでいる人のためにやり方を教えてあげようと考えた。

ただ、問題はその人は別に運転に自信があるわけでもなく、普通に車の運転ができるだけだということ。
その人自身、とても人に教えられるようなスキルはないと思っていたし、教える自信もない

でも、ニーズはある。

そこで、彼は自分でできないなら、車の運転がうまい人に協力してもらえばいいと考えた。
そうはいっても、自分の周りに運転のプロがいるわけでもないし、何のつてもない

さてどうしよう?
 
 
 
せっかくニーズはあるのに万事休す?
 
Photo:Learning on progress By:emrank
Photo:Learning on progress By emrank
 
 
彼が考えたのは、運転のプロは一体、どこにいるんだろうか?ということ。

そこで、当時はFacebookよりもmixiがまだまだ隆盛だったので、mixiで車関係の人を捜し回った。
mixiにはいろんなコミュニティがあるので、車に関係するところを探しまくった。

そこで見つけたのが教習所の教官。
教習所の教官は車の運転を教えるプロ。
教習所の教官に協力してもらえたら、自分で教えなくても大丈夫だ。

そう考え、何人かピックアップしてメッセージを送ったら、そのうちの1人から良い反応が返ってきた。

ちなみに、誰かと一緒のビジネスをしようと思ったら以下のポイントを押さえておきたい
その人が何を求めているかによって変わってくるので、一概には言えないが

・なぜ、一緒にやりたいと思ったのか?
・相手に負担を極力させない

といったことは、しっかりと伝えたい。

彼は、そのまま話を進めて、無事、車の駐車法を教えるビジネスを立ち上げることができた。

教えるといっても、直接教えるのは時間や場所に制限があってやりにくい。
そこで、オンラインで教えられるようにした。
動画を撮ったり、文章にまとめたりして教本のような形でまとめたのである。

結果、何百万、何千万と売れたわけではないが、なんだかんだで100万円以上を売ることができたそうだ。
 
 
 
普通のサラリーマンでも・・・
 
Photo:New office By:Phillie Casablanca
Photo:New office By Phillie Casablanca
 
 
彼は今まで普通のサラリーマンとして過ごしていてビジネスなんてやったこともなかった人だった。
でも、ちょっとした勇気をもって一歩進んでみたところ、結果を出すことができた。

車の車庫入れを教えますというビジネスでも100万円以上売れてしまうことを考えると、いろんな可能性が見えてこないだろうか?

あなた自身の困り事、身近な人の困り事を改めて考えてみると、新たなビジネスが転がっているかも。

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7歳児が「イカ」のLINEスタンプで1万円ゲット

斎藤です。
神楽坂のスタバより。

先日、ネットを見ていたら興味深い記事があった。
7歳児が「イカ」をモチーフとしたLINEのスタンプで1万円を稼いだそうだ。
(参考:http://fukuno.jig.jp/753

 
 
このスタンプの売上が1万円を超えたとのこと。
きゃりーぱみゅぱみゅもTwitterでスタンプについて言及していてけっこう注目されたようだ。

今や小学生にもチャンスが転がっている時代だ。
以前からメルマガを読まれているなら、小学生が会社を設立という話題をメルマガでお伝えしたのを覚えているかもしれない。

ちょっとしたことでビジネスが成り立つし、環境も整っている今、子供にも大人にも誰にでもチャンスがあるといえる。

なので、

・売れるかどうか分からないからやらない・・・
・自信がないからやらない・・・
・失敗したらイヤだからやらない・・・
・今は忙しくて中途半端になってしまうからやらない」
・もっと良いチャンスがあるはずだから今はやらない」

なんて思っている暇があったらサクッとやってしまったほうがいいのではないかと思う。
小学生だってできるんだから、大人なら誰でもできるはず。
 
 
 
稼いだお金で買った物は・・・
 
Photo:Unicorn Bicycle By:queercatkitten
Photo:Unicorn Bicycle By queercatkitten
 
 
ちなみに、その子は、稼いだお金で自転車を買ったらしい。
自分で稼いで自分のものを買う、それを小学生の頃から実践していたら良いビジネスパーソンになりそうだ。

もし、何かやってみたいと思うのであれば、すぐにやってみてはいかがだろうか?
もちろん、リスクは考える必要はあるけれども、失った時間は戻ってこない。

それに、売れなきゃ売れないで良い経験になるし、違う方法を考えるきっかけになる。
つまり、前に進むということ。

売れたら売れたで、もっとやったらもっと売れる。
つまり、前に進むということ。

売れても売れなくても前に進めるわけだ。

でも、何もしなければ、前には進まない。
何もしないという選択をすると、失敗はないのですぐに痛みを伴うことはない。
しかし、今まで通り何の変化もなく、慣れ親しんだ環境にいることになり、ずっとそのまま変わることはない。
やがて時間がたっとき、あのとき何もしなかったことを後悔、なんてことになるかもしれない。
 
 
 
何をしていいか分からないなら
 
Photo:Just for you By:Criterion
Photo:Just for you By Criterion
 
 
 
とはいえ、何をしたらいいか分からない、という人は多い。
もし、あなたもそうなら、次の点について考えてみるとヒントがあるかもしれないい。

・自分や自分の周りで社会に提供できることがあるとしたら何?
 自分が今までやってきたことは何?
 自分ではたいしたことないと思っていても他人からはすごいと思われることは?

・世の中には、一体どんなニーズがある?
 自分が生活していて不便だと思うことは?
 誰かから不平や不満を聞いたことは?

結局の所、ビジネスは相手に価値を提供して対価としてお金をいただく。

なので、

・自分に何ができるか?
 もし、自分で難しければ、知合いの専門家でもいいし、知合いの知合いでも何でもいい
・世の中にどんなニーズがあるか?

が分かればビジネスが成り立つ可能性がある。

もし、何か出てきたら、同じようなことをやっている人や会社を見つけて真似をしてみる。
何も出ないということは、勝手に自分で自分のことを抑えつけているだけ。
もっと自分に優しく緩~く考えて、書き出してみると出てくるはず。

別業界でうまくいっている例も参考にしてみよう。
もちろん、丸パクリは厳禁。
あくまで参考にする程度で。

そうすれば、何をやるか、どうやるか、が少しずつ見えてくる。

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今すぐビジネスを始める方法

斎藤です。
東京タワー近くのカフェより。

最近、為末大さんのTwitterをときおり見るのだが、良いこと言うな~と思うツイートが多い。
スポーツでもビジネスでも試行錯誤してより良い結果を出すという点は共通。

人になんと言われようとも、失敗続きであろうとも、批判や失敗を怖れて何もしなければ、成長はなく停滞したまま。

これを読んでいる人は、すでに勇気で賢さが決まる年齢に入っているように思う。

結局のところ、動けないのは人の目を気にしすぎているだけ。
他人からどう思われるかが気になってしまう。

他人の目なんて気にせずに、自分のやりたいことに向かって転びながらも前に進んでいる人は、いつの間にか前に進んでいる。
気がつくと遙か前にまで到達しており、置いて行かれてしまっている。
 
 
 
ある種の天才の思考
 
 
 
そんなとき、あいつはもともとすごかった、と言い始める人がいる。
往々にして初めは、失敗しているのを見てバカにしていたくせに。

要は、
・うまくいったら、もともとすごかったことにする
・うまくいかなければ、あいつもうまくいかないから、自分も大丈夫という変な仲間意識を持つ
・私だってやればできる、まだ本気出してないだけだと言い訳する
というわけだ。

うまくいかない理由を考える天才の思考だ。
これではいつまでたっても成長しない。

どんな人だって何かをやれば失敗することもあるし、うまくいくこともある。
失敗するから何が悪いかが分かって同じ過ちを犯さないようになり、成長する。
成長するから、今まで進めなかった次の段階にまで進める
次の段階に進めるから今までできなかったことができるようになる。
 
 
 
今すぐビジネスを始める方法
 
 
 
ネタがない人は、まず本屋に行ってみよう。
近くに本屋がないなら、Yahoo知恵袋でも検索してみよう。

いろんな人の悩みが凝縮されている。

悩みを解決することは価値につながる。
価値があるものに人はお金を払う。
ビジネスは人に価値を与えて対価としてお金をいただく。
つまり、悩みはビジネスの源泉とも言える。

だから、本屋でもYahoo知恵袋でもなんでもいいので、人の悩みを把握するところから始めれば、ビジネスの最初の一歩が前に進む。
実際、本屋でネタを見つけてビジネスを始めた人もいるし、Yahoo知恵袋か何かでネタを見つけてビジネスを始めた人もいる。

すでにやりたいことがある人は、それがどう人に価値を与えられるか考えてみてはどうだろうか?

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堀江貴文氏、注目の新しいビジネスモデル

斎藤です。
秋葉原のオフィスより。

ホリエモンこと堀江貴文さんが、新しくビジネスを始めた。
少し前から存在自体はあったものの、そこまで大きな注目はされてこなかったビジネスモデルの1つ。

堀江さんだからということはあるだろうが、2日でソールドアウトした。
しかも、2日という短い間に、途中、追加を用意したにもかかわらず、である。

一体、何を始めたのだろうか?
 
 
 
これからの時代を生き抜くビジネスモデル?
 
 
 
堀江さんが始めたのは「サロン」。
といっても、美容室やエステといったサロンではない。

堀江さんは有料メルマガを始めたときにも注目を浴び、有料メルマガブームの火付け役と言われた。
今度のサロンも有料メルマガと同様にブームになるのだろうか?
時代を象徴しているように思うビジネスなので、私個人としては何となく伸びそうな気はする。

ちなみに、サロンとは一種のコミュニティである。
特徴はメルマガのように主催者が一方的にコンテンツを提供をするのではなく、クローズドなコミュニティ内で会員とともに共創でコンテンツをつくっていくことにある

それを堀江さんが始めた。
堀江さんだからということはあるだろうけれども、月額1万円で200人メンバーを募集したところ、すぐに定員に。
すぐに追加で200人を募集したものの、それもすぐにいっぱいになってしまったようだ。
2日でいきなり月商400万円達成だ。
 
 
 
Photo:【SOLDOUT】仏パテ盤。フルヴェンのスタジオ盤★フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル / シューベルト:交響曲No.8《未完成》、《ロザムンデ》序曲、バレエ音楽No.2 1stラベル By:amadeusrecord
Photo:【SOLDOUT】仏パテ盤。 By amadeusrecord

 
 
 
サロンというビジネスは伸びる?頓挫する?
 
 
 
私としては、今の時代の流れに沿っていると思うので、サロンは伸びるような気はする。

少し前から、マーケティング3.0共創などいくつかのキーワードが目立つようになってきている。

日本の状況を見ても分かるとおり、だんだんと時代の流れが変わってきている。
物が少ない時代には、製品中心で良いものを作ればどんどん売れる。
このとき、主導権は物を提供できる供給者側にある。

そこからだんだんと物が溢れるようになってくると、第二段階に移行する。
そこでは、主導権が消費者に移っていき、消費者の意見を取り入れて、製品やサービスを消費者目線で開発して販売するようになる。

さらに進むと、第三段階に移行する。
消費者と一緒に製品やサービスをつくる、消費者の協力を得て販売をしていく、というように供給者と消費者、という形で隔てるのではなく、供給者も消費者も一緒につくり、販売するという形になっていく。

例えば、ソーシャルメディアによって気軽に消費者とコミュニケーションがとれるようなり、良いもの面白いものはどんどんシェアされて広まっていく。(逆もまた広がるが・・・)

今の時代は、共創という第三段階に到達していると思うので、サロンというコミュニティがピッタリだなと思えるというわけだ。
 
 
 
Photo:social media, social networking, social computing tag cloud (#2) By:daniel_iversen
Photo:social media, social networking, social computing tag cloud (#2) By daniel_iversen

 
 
変化
 
 
 
ほったらかしで・・・
コピペするだけで・・・

なんて情報がいろいろと転がっていて「いいな~」なんて思う人が少なからずいる。
そりゃ何もしないで寝ててお金が入ってきたら楽だ。

でも、それで生きているという実感というか感覚は味わえるだろうか?と思ってしまう。
人それぞれ価値観があるので、どう考えようと自由ではあるけれども。

楽に何でもできてしまったら最初のうちは面白いだろう。
同じやり方を繰り返して結果が出続けるのであれば、とても楽ちんだ。

でも、何の試練もない、同じことを繰返す、では飽きが来る。

何かにチャレンジして困難に立ち向かって苦労しながらも、何とか勝利の果実を手にする、そんなストーリーは私たちを楽しませてくれる。

大変かもしれないが、やってくる変化にうまく対応しながら、日々挑戦することに楽しさを見出していきたいもの。

P.S.

ちなみに、堀江さんが始めたのはこんなサロン

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9億円を調達した平凡なアイデア

斎藤です。
御茶ノ水のカフェより。

ビジネスを始める、起業するとなると、すごいアイデアが必要だと考える人がいる。
あるいは、なかなかアイデアが思い浮かばない、なんて困る人も。

確かにすごいアイデアによってビジネスを始めて大きくしていった例はあると思う。
それに、なかなかアイデアが思い浮かばないと困るのも気持ちは分かる(ちょっとズレがあるのだけれど)。

一方、誰もが驚くようなアイデアではなくても、うまくいく例はある。

「こんなの前にあったんじゃないの?」

とか

「え?まだ、なかったのそれ?」

みたいなアイデアでもビジネスになっている。

例えば、薬の服用を忘れないようにするための装置を作っているベンチャー
特許も取得して、先日、1億8,000万円ほどの資金調達に成功している。

薬の服用を忘れないようにする、これはすごいアイデアだろうか?
個人的には別に普通であるし、今さらこんなのがビジネスになっちゃうの?とも思った。

もちろん、Webにつながっていて、メッセージをその装置に表示させたり、スマホにも通知することができたりといろんな機能はある。
しかし、結局は薬の飲み忘れを防ぐという、ごく普通のアイデアである。
 
 
 
9億円のお金を生んだ、平凡なアイデア
 
 
他にも、長距離バスのこんなサービスも注目され、9億円ほどの資金調達に成功している。
busbudというサービスでカナダのベンチャー企業である。
2013年に5人で始めたサービスが、2014年には30人にスタッフが増え、カバー範囲は89ヶ国にもわたっっている。

 
 
 
バスの予約システムなんてすごいアイデアだろうか?
1990年代ならネットで予約できるなんてすごいとなったかもしれないが、今やスマホで乗り換え案内がタダで分かって切符だって買える。

どうやって作っているかというシステム自体にすごさがあるのかもしれないし、複数国にまたがった話なのでそういう意味ではすごいとは思う。
でも、私が理解していないだけなのかもしれないが、結局はバスの予約がWebでできるという、平凡なアイデアである。
 
 
 
重要なのはすごいアイデアではなく・・・
 
 
 
これからビジネスをやりたいと思う人の多くは、ビジネスアイデアでつまる傾向にある。
何をやったらいいか分からない、思いつかない、というパターンだ。 

その背景にあるのは、何だろうか?
すごいアイデアで人々を魅了しないといけないという思い込み、儲かるかどうか分からない不安、失敗したらイヤだなと思う気持ち、できるかどうか分からない自信のなさ、などいろいろありそうだ。

でも、薬の飲み忘れを防ぐ、バスの予約ができる、というアイデアでも億単位のお金が集まるのが事実。

Photo:life is just one big balancing act By:NCinDC
Photo:life is just one big balancing act By NCinDC
 
 
 
起業やビジネスにおいて重要なのは、すごいアイデアではなくて、いかにお客さんの役に立つか、ということ。
そして、アイデアを思いつくのも大事だけれど、行動に移してそのアイデアを実現するということ。

結局のところ、ビジネスはお客さんという相手があって始めて成り立つものだし、アイデアだけなら机上の空論。

ビジネスを始めるのにすごいアイデアはいらないし、発想豊かである必要もない。
単に困っている人のために何を解決できるのか?
何かを望んでいる人のために何をサポートできるのか?何を与えられるのか?

要は、他の人のことを考えられるのであれば、誰だってビジネスはできるはずである。

あとは多少の勇気と行動だ。

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ここまでやるか!ベルギーのNGO団体の巧みな資金戦略

斎藤です。
飯田橋のスタバより。

今、サッカーのワールドカップが賑わっている。
準決勝では、ドイツがまさかの点差でブラジルに買ったが、サッカーと言えば、ヨーロッパと南米が盛んで国民の注目度も高い。

さて、ヨーロッパ勢として2014年のワールドカップで準々決勝まで進んだ国の1つがベルギー。
そのベルギーで、ビジネスに関心のある人にとって、とても興味深いある試みが行なわれた。

ビジネスでうまくいくために重要なポイントの1つである「誰に」売るのか?
これを徹底的に考え抜いた秀逸な試みである。
ここまでやるか!くらいの勢い・・・。

「誰に?」売るのかは、特に我々のようなスモールビジネスに関わる者にとってはとても重要な要素だ。

なんと言っても、モノやサービスに価値を感じてお金を払うのは人間。
それに、スモールビジネスの場合、大企業のように湯水のごとくお金を使えるわけでもない。
だから「誰に」をできるだけ絞って低予算で取り組んだ方がやりやすい。

で、ベルギーで何が行なわれたのかというと、
「そこまで絞るか・・・」
というくらいにギュウギュウに「誰に」を絞ったキャンペーンをやったのである。

それなりの広告費を突っ込んでいるので、伸るか反るか、ではあったが・・・。

結果、向こう3年間、30万ユーロ(約4,150万円)ものお金を得ることに成功したのだからすごい。
 
 
Photo:A tight squeeze Project 365(2) Day 357 By:Keith Williamson
Photo:A tight squeeze Project 365(2) Day 357 By Keith Williamson

 
 
 
ベルギーの団体がやったすごいやり方
 
 
 
その団体は、子供の人権を守るためのNGO団体で「SOS Children Village」という。

彼らは、施設の修繕費をまかなうために募金活動を始めようとしていた。
しかし、普通に活動をしてもなかなかお金は集まらないことは知っている。

そこで、いろいろと考えて知恵を絞ったところ、訴求する対象者をわずか6人に絞ったのである。

6人・・・?と思われるかもしれないが、その6人はベルギーの名だたる企業の経営者たち。
彼らから多額の募金がもらえれば、募金活動は成功となるという算段だ。

対象者が決まったら、あとはどうやって彼らにコンタクトするか?が鍵。

NGOの彼らも普通にアポイントメントをとろうと思っても難しいのは重々承知しているので、また知恵を絞った。

電子メールを送っても大量のメールに埋もれてしまって見てはくれないだろう。
会社に電話をしても取り次いでもらうのは難しいだろう。
手紙を送っても届く前に捨てられてしまうだろう。
FAXを送っても届く前にゴミ箱いきだろう。

Photo:Scream By:Melissa O'Donohue
Photo:Scream By Melissa O’Donohue

 
 
 
八方ふさがりの中、
生まれた革新的なアイデア

 
 
 
経営者ならばベルギーを代表する新聞を読むはずだ、と考えた。
そして、新聞に6人に的を絞った広告を掲載した。

内容はこうだ。

あなたはまだ99%です。
これまで様々な偉業を成し遂げ社会に貢献してきましたが、あと1%足りません。
最後の1%、それは恵まれない子供たちに手を差し伸べることです。
担当者までぜひお電話下さい!
こちらの記事より

結果、6人のうち3人とコンタクトがとれたそうだ。
募金は6人のうち1人が3年間、30万ユーロ(約4,150万円)を寄付してくれることに決定。

Photo:Found Newspapers By:Ryan Brunsvold
Photo:Found Newspapers By Ryan Brunsvold

 
 
 
半ば強制的に知らされることに・・・
 
 
 
経営者が6人がその広告を直接見なかったとしても、誰かがその6人にこんなことを言うはずだ。

経営者仲間なら
「今日、新聞に寄付してくれってあんたが名指しされてたよ!」

部下なら
「社長!今日の新聞にこんなものが・・・」

親族なら
「お前の名前が新聞にでかでかと載ってたぞ。ほら・・・」

対象となる人が、広告を見ていなくても、なんだかんだ趣旨が伝わってしまうという巧みなやり方。
先が見えずに、八方ふさがりとなったとしても、アイデア次第でいかようにもなりそうだ。
あなたの知らないところで、いろんな工夫が行なわれていて結果につながっている。
 
 
 
P.S.

今回のベルギーの事例はちょっと大きな話かもしれない。
しかし、我々にもっと身近なところで人知れず、うまくいっている人はたくさんいる

例えば、この人たちは、お金をかけずに宣伝広告費ゼロ円でお客さんを集めることに成功している。
当然ながら、人に言えないようなグレーなこと、あまりにも高度で普通の人では無理そうなことなどはやっていない。

その方法で集まってきたお客さんがリピート客になることもあるし、喜びの声をもらうこともあるので、変なお客さんが来る心配もない。
今、その方法でビジネス初心者だった人たちが、どんどん結果を出せるようになっている。

一体、何をやっているのかというと、こんな方法を使っている
今さらこの方法?なんて思ったら、何かが間違っている可能性があるので、なおのこと話を聞くべし。

ただ、日程が迫っているのでお早めに!

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中米コスタリカのキャットフードがすごい・・・

斎藤の姉のマンションより。
From:クルミ(斎藤の姉が飼っている猫)
 
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私の名前はクルミ。

いつもメールを送っている斎藤の姉が飼っている猫よ。
自分で言うのも何だけど、茶色い毛をした何ともかわいらしいメスの猫。

いつもは斎藤がメールを送っているけれど、今日は私の家に遊びに来ていて、メールのことなんて忘れてしまってるみたいなので、代わりに送ってあげることにしたの。

テレビ見ててなんだか楽しそうにしてるみたい。
普段、テレビ見ないから、珍しいのかな(笑)

テレビと言えば、この間、私がテレビを見ていたら中米のコスタリカって国の映像が流れていたの。
暖かそうなところで、猫がたくさん映ってて、初めて外人、じゃなくて外猫を見て興奮しちゃった。

そこで1つ気になることがあったんだけど、、、何だと思う?
それはね、キャットフード!

皆、いっせいに食べてて、とっても気になったんだけど、でも、一見すると普通なの、そのキャットフード。
 
 
Photo:Cat dreams. . . . . By:Elsie esq.
Photo:Cat dreams. . . . . By Elsie esq.

 
 
けど、実はすごいキャットフードなんですって。

というのも、そのキャットフード、海外の有名なキャットフードに押されてて、ここ数年、売上が伸び悩んでいたんだけど、あることがきっかけで、売上がグッと伸びてシェアも増えたんだって

今までと味も匂いもまったく同じで、中身は何にも変わってないのに。。。

担当の人がよく考えたみたいで、大ヒットしたんだって。

もし、あなたなら、どうやって中身を変えないでキャットフードを売れるようにする?

ちなみに、そのキャットフード会社の担当者はこうやったみたい。

 
 
 
中身を変えずヒットを飛ばした秀逸なアイデア
 
 
 
私たちのことをよく知ってるわね、と言える良いアイデアで猫も嬉しいし、
それを見る飼い主も嬉しくなっちゃうようなアイデア。
 
 

 
 

今までのキャットフードにはない価値を提案してくれたおかげで、猫も飼い主もハッピー。
私もよく箱に入るんだけど、アレってとっても楽しいのよ。

単にパッケージを変えただけで、売上は31%アップして、シェアは16%アップしたんだからすごいわよね。

中身を変えてなくても売れるってことは、質がいいから売れるとは限らないということね。
そして、キャットフードという食べ物の実質的な価値だけではなくて、感情的な価値も付加することができたってわけ。
飼い主が、猫と遊べるある種のストーリーをイメージできるのも、買い手の心をくすぐってるのかもしれないわね。

大事なのは、商品やサービスを買う人たちは、その実質的な価値だけではなく、感情的な価値にも重きを置くということ。
そして、工夫次第で可能性はどんどん広がっていくということ。

それじゃまたね!

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捨てられたパインをお金に換えた面白い発想

斎藤です。
秋葉原のオフィスより。

先日、

「あなたはパイナップルですか?」

と聞かれた。

「・・・」

まったくもって意味不明。

「?」となったときに、目が覚めた。

要は夢だったわけだけれども、夢というのは面白いもので、そのときは覚えていた前後関係をすっかり忘れてしまっている。。。

が、おかげで、パイナップルにまつわる面白い話を思い出したので、それをシェアしたいと思う。

ひと昔前、パイナップルをスライスして売っている人がいた。
味はもちろん、見た目も重要なので、大きさや形がそろっていない場合には、商品にならないということで破棄していた。

それを知ったある人がちょっとした工夫をしたところ、あるヒット商品が生まれた。

一体、何をしたのだろうか?
 
 
 
捨てられたパイナップルが売れた理由
 
 
 
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あなたなら、捨てられたパイナップルをもとにどうやって商品化するだろうか?
今なら「ワケあり」で売ったら意外と売れるかもしれない。

実際にどうやって売ったかというと、パイナップル片をもっと細かくして「クラッシュ済み」として売ることを思いついたそうだ。
小さくなったパイナップルは、人によっては食べやすいと感じる人もいたのだろう。
それで今まで破棄されていたパイナップルがどんどん売れていった。

これまで捨てられていたものが、意味付けを変えるだけで商品化できて売れてしまったというわけである。
以前、紹介した賞味期限切れの商品を意味づけを変えて売ったようなもの。
 
 
 
捨てていた小豆の皮が・・・
 
 
 
残飯つながりで同じような例として、あんこ屋さんがヒット商品を生み出した。

栃木県の製餡会社では、あんこを作る際に大量の小豆を使う。
あんをつくる際に、その豆の皮が廃棄物として生じる。

それをずっと捨てていたのだが、何とかならないかと考えた末に考案したのが、こんな感じのもの。
(こんな感じというのは、イメージ写真なので)

wagashi_yokan

小豆の皮は、潤いの効果や、汚れを落とすスクラブ効果があるそうで、それを商品化して石けんを製造して販売したそうだ。

考えようによって、捨てていたものにも価値を見いだせるということ。
オークションで壊れたパソコンが売れるのも、部品を必要としている業者がいたりするから。

一見すると価値がないものも、実は価値がある可能性は否定できないということがいえる。

そして、それ以上に大切なのは、パイナップルも小豆の皮も、いずれの場合も売れそうな商品やサービスを探していて発想がわいたわけではないということ。
儲かるビジネスを探す視点でも、別に構わないと思けれども、それでビジネスアイデアが思い浮かばないなら、違う発想をするのはどうだろうか?

どうやったら価値を見いだせるのか?
ということを念頭においていろいろと見てみると違った発想が浮かんでくるかもしれない。
  
 
 
 

ペーパードライバー向け車庫入れレッスンが好調の理由

斎藤です。
秋葉原のオフィスより。

週末は実家に戻った。
車社会の地方のため、どこか行くにはとにかく車がないと不便。

都心に住んでいる限り車がなくても何ら問題ないので、私は車を持ってないが、私も実家に帰ったときは車を運転する。

車に乗ったらずっと走っているわけにもいかないので、目的地に着いたら駐車スペースに車を停めることになる。

これが地方だと、スペースに余裕があって比較的停めやすい。
コンビニの駐車場は、コンビニの店舗より広いのが普通だし、スーパーもショッピングセンターも広い広い。

ところが都心はそうはいかない。
狭い道路はたくさんあるし、駐車スペースも限られている。
しかも、免許証は持っているけれども、普段、車に乗る必要はないため、いわゆるペーパードライバーの人も多い。

そこで、都心特有のある需要が生まれることになる。

その1つが、先程、触れた車庫入れなどの駐車技術の習得である。

ちなみに、車庫入れレッスン、いくらい位すると思うだろうか?
けっこうな金額である。
 
 
 
車庫入れレッスン4時間で●万円
 
 
 
初心者向け車庫入れレッスン

どうやら、ペーパードライバーのためのスクールがあるらしい。

出張で駐車技術を教えるレッスンは1回4時間の集中コースで、3万円ほどするらしいが、人気があるようだ。
意外なのは、地方にも出張してレッスンしていること。

個人的には3万円も払うなら、別にいいやと思ってしまうし、無料でも時間がもったいないと思ってしまう。
「個人で練習すればいいのに」「そのうち慣れる」と思うのは、単なる自分の思い込みのようだ。

悩んでいる人は悩んでいる。
教習所の教え方に満足していないのかもしれないし、効率よくスキルを身につけたいのかもしれない。

ちなみに、3万円ほどするような駐車レッスンを無料で行なっている会社もある。
カーシェアリングやレンタカー事業を運営する会社である。
会員向けのアンケートで駐車に不安があると応えた人が4割にものぼったため、無料で駐車レッスンを行なうことで、不安を払拭してもらい、車の利用を喚起しているものと思う。
 
 
 
需要はいくらでもある
 
 
 
人が生活する限り、ニーズは尽きないもの。
ビジネスアイデアも自分の頭で考えていると、ひとりよがりになりがち。
興味関心のあることを最初に考えるのは構わないが、しっかりと世の中のニーズをリサーチすることで客観的にニーズを把握出来る。

ニーズさえ把握出来れば、あとはそのニーズに応えれば、ビジネスは成立する。
もちろん、ニーズの深さ、つまりはお金を払うほど悩んでいるかどうかということは意識する必要はあるが、自分の感覚だけを頼りにビジネスを始めるよりも成功しやすくなるのは間違いない。

ビジネスアイデアは、ひらめきのような発想が重要なのではなく、ニーズをつかむリサーチのほうが重要。
アイデアは何かと何かの組み合わせ。
ニーズをつかまない限り、良い発想は生まれない。